
猪瀬直樹東京都副知事が、twitter上で「近親相姦描写のある火の鳥は区分わけされるのか?」という質問に、区分わけされないと答えた後、上記の画像のツィートを公開しました。
近親相姦描写のある火の鳥が区分わけされない理由=傑作であるからという事のようです。
呆れて果てる話です。仮にも副知事の立場にある人間が、法治国家の大原則すら理解出来ていないのでしょうか?
法は全ての人間に平等に作用するから法なのであり、運用する側の主観次第でどうとでもなるものは法ではありません。
傑作であるかどうか誰がどうやって判断するのか。そもそも傑作なら条例の対象にならないという理由は何なのか。
もしきちんとした説明が出来るのなら、ぜひ聴いてみたいものです。
慎重に運用するという付帯決議を付けたと言っても、運用する側の人間がこんなことではまったく意味をなしません。
ライバル同士がつるむとかそんなことより、私はあなたが理解出来ません。
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猪瀬は「条例で規制」ということが全くわかっていない。
条例といえども法、法で決めたからには、決めた規制を行う。
だから、やってはいけない規制、できない規制、やらない規制、あいまいな規制は、法で定めてはいけない。
この人は、そんなことに思いも至らず、何でも規制できる条例を作って、出版社や漫画家の生殺与奪の権利を握ったつもりなのでしょう。(石原も同じ。)
それともうひとつ、猪瀬も石原も活字メディアでこんな規制は考えていない。つまり、自分たちの生きている活字の世界は至高で、マンガ・アニメの世界を明らかに見下している。最低の奴等だ。
猪瀬の発言をじーっと見ていたら、奴の本心が透けて見えました。
「条例、条例って騒ぐ暇があったら、ひとつは傑作でも書いてみろよ。俺が傑作と認めたらお目こぼししてやらあ。そんな能力ないからつるんで騒いでいるんだろ、この能無しども。」
これは絶対当っている自信があります。
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